【20回 関西 中部ギターフェスティバル】 真夏の陽射しが戻ってきた8/28日。第20回を迎えた関西・中部ギターフェが京都府綾部 市で開催されました。独奏部門30名、独奏ジュニア部門6名、重奏部門7組、合奏部門12 団体が出場。地域は愛知、三重、岐阜、大阪、奈良、京都、そして私達滋賀からの参加となり ました。このフェスティバルは当地域で最大のギターの祭典であり、それぞれの府県の後援 を得、知事賞もいただいております。 さて、今年のフェスティバルも中々の熱演でした。以下感想を記して行きます。 〈独奏部門〉 このフェスの独奏部門はレベルが高く、ここでのトップがそのまま全日本ギターコンクール の金賞受賞者になることが多々あります。ここに出場する人を見ていると、さすがに皆フォー ムが整っていました。プライムギターのソロが中心でしたが、当教室の寺本さんのソプラノギ ター独奏はとても印象的で美しく響いていました。同じく当教室の堤さんは大曲を弾きこなし て見事努力賞を受賞、今回は気迫を前面に出した佐野さんは価値ある銅賞を受賞し、本選 への出場権を手にしました。ジュニア独奏に出演した、志賀さんは初出場ながら丁寧に演奏 して、やはり銅賞を獲得。 〈重奏部門〉 アルトギターによる二重奏がとてもよい響きでした。重奏は個々のレベルが高く、しかもそ れが見事に溶け合った時に素晴らしい感動が生まれます。未熟なものをお互いに助け合うと いう形もよいですが、やはり個々が自立していることが大切と思います。今回、私の教室から は参加しませんでしたが、来年はじっくり計画を立て、大きな感動を生む重奏を出演させたい と思います。 〈合奏部門〉 やはり、コンクールの華はこの部門です。聴いていて単純に楽しい。しかも、この地域の合 奏レベルは日本でもトップレベルと思います。特に今年は京都府の迫力ある大オーケストラ が印象的でした。やはり、たくさんの人でつくる音楽は人を感動させる強い力があります。ここ が、独奏や重奏と大きく違うところです。個々のレベルを超えた、つよいオーラのようなパワー を感じます。私達の市民オケも早く50人を突破しなければいけません。 今回アンサンブルは藤田さんの手術のため、やむなく指揮なしで、私がバスギターを弾きま したが、大きなハンディーでした。指揮者の役割もありますが、ステージ真ん中でのパフォー マンスが有るなしでは、印象が大きく変わります。銅賞をいただけて十分ですが、ちょっぴり 残念でした。 それにしても、我が市民オケはなんと実力が付いたのでしょう。 前夜の練習までどうにもこうにも曲がまとまらず、今年は余り楽しめないかな、 とも思っていたのですが、なんと!最後の練習でググッと力を出し、一気に曲を仕上げてしまったのです。 これは実力の無い合奏団では絶対にできないことです。 しかも、本番になると皆良いオーラを出して、気持ちよさそうに演奏するのです。すごいですね。 コンマス&団長の中尾さんが帰りのバスで「審査員が続けることが大切と言ってましたので、 私達も金賞を続けましょう。」と、いいですね。是非実現しましょう。できれば最優秀賞で連覇したいですが。 〈最後に〉 審査委員長の中村昭三先生は毎年心に残る講評をしてくださいます。今年は前述の「続け ることが大切」と「暗譜は年齢とまったく関係ありません。第1は意欲です。」と話していらっし ゃいました。 関西中部ギターフェスティバル当教室の受賞者一覧 独奏部門 銅 賞 佐野陽一さん 努力賞 堤 学さん ジュニア 銅 賞 志賀百花さん 合奏部門 金 賞 滋賀市民ギターオーケストラ 銅 賞 ギターアンサンブル湖風
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ギターとの出会いは、小学6年生の頃です。東京都調布市のサレジオ教会で、ボーイスカ アンサンブル&市民ギターオーケストラの予定 滋賀市民ギターオーケストラ 9/13 、27 アクティー近江八幡 練習曲目 ……宇宙戦艦ヤマト 平和に生きる権利 日本の旅情 ギターアンサンブル湖風 9/3 教室 練習曲目 ……シェリーにくちづけ バロック風“春が来た ガボット他 ※川口秋子の「出会いのハーモニー」は紙面の都合により今回はお休みします。 |
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♪教室からのお願い♪ ・授業料の納入は口座振替でお願いいたします。 ・レッスンは月3回までです。回数制ではありませんので、 生徒さんの都合で2回になっても1ヶ月分です。 (可能な限り振替レッスンも行います) |